世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」をはじめ、蚕糸絹業にまつわる群馬県内の文化財を紹介する企画展「シルクカントリーぐんま」(県主催)が10日、富岡市の富岡製糸場西置繭所で始まった。10月2日まで。
世界遺産を構成する4資産(富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴)のほか、日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹物語」と「ぐんま絹遺産」に認定・登録されている建物や石碑をパネルで説明。県独自の蚕種「ぐんま200」と「ぐんま黄金」の生糸、桐生織の製品も展示している。
午前9時~午後5時。観覧には製糸場の入場券が必要となる。